昨年(2011年)の、アクセス1位だったキーワードは、

「相続させたくない」
「息子に相続させたくない」
「相続させない方法」

といった、特定の相続人の排除にまつわるものでした。

みなさんいろいろなご事情があると思います。
たしかに、場合によっては、相続するにまったく値しない相続人もいることと思います。
また、自分の財産をどうしようと自分の勝手といえば勝手です。ご自分が築かれた財産です。

しかしながら、個人的な意見としては、特定の相続人を排除することは遺留分という制度がある以上難しいですし、相続時に相続人間のトラブルの原因になりますので、いまいちど再考慮されてみてはいかがかと思います。相続人から外されたことが、一生尾を引く軋轢となって、親族間が完全に断絶するという悲惨な事例も多いです(裁判に発展し、精神的・経済的負担がかえって増すことも)。

相続制度の趣旨の半分は、残された遺族のための制度でもあります。
あるかなしかという二者択一的な選択ではなく、いい落としどころを探るという方法もお考えいただけるといいかと思います。